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Dafabetの ニューフェース


2014年は、ブラジルにて20回目となるワールドカップが6月に開催される年です。それに向けて、今回はあの「ルイス・フィーゴ」がDafabet のアンバサダーとして活躍します。まずは、この記念となる年のイベントで見逃せない試合についてなど、プロとしての視点から語ります。


フィーゴは、これまでにレアル・マドリード、バルセロナ、インター・ミラン、スポルティング・リスボンといった超一流クラブにて579回も試合出場を 果たすという華々しい経歴の持ち主です。しかも国際試合では127回もポルトガル代表選手として選出されているのみならず、2006年ワールドカップの準 決勝ではキャプテンを務めています。彼こそはサッカー史上最高クラスのミッドフィルダーと言えるでしょう。


Dafabetでは、ワールドカップ終了までの間、幾つものスペシャルインタビュー、見逃せない盛りだくさんのプロモーション、さらにイベント開催中にはDafabetプレイヤーの皆様にも楽しくご参加いただけるコンペティションをご用意しております。


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  • 今年のチャンピオンズリーグとEPL、ラリーガへのフィーゴの予想を独占インタビュー。

    interviewer

    ルイスさん、前回のインタビュー以来、イギリスのプレミアリーグ、スペインのラリーガ、そしてチャンピオンズリーグでは幾つものドラマがあり、状況は大きく動きましたね。現在はいずれのリーグも最終ステージへ突入したところで、どのチームが優勝しそうか、さっそくご意見をDafabetの皆さんに話していただけますか?

    Figo

    まず、このシーズンは激戦が見込まれたので、決勝に近づくにつれてショッキングな結果で終了する試合も出ると予想していました。その通りに、3つ全てのリーグで番狂わせがありましたね。トップ2のヨーロッパリーグでは上位争いが熾烈さを増しており、成績表を見る限りでは、チャンピオンが決定するまでにはさらにドラマティックな展開が見られるでしょう。

    interviewer

    では、まずプレミアリーグの現在の状況を見てみましょう。


    リヴァプール 34試合終了 トータルポイント 77 残り4 試合
    チェルシー 34試合終了 トータルポイント 75 残り4 試合
    マン・シティ 32試合終了 トータルポイント 70 残り6 試合
    エヴァートン 33試合終了 トータルポイント 66 残り5 試合
    アーセナル 33試合終了 トータルポイント 64 残り5 試合
    Figo

    そうですね、アーセナルは直近の4試合で2敗2分けで10ポイントを落としたので、有力なチームは3チームになりましたね。シーズンの前半で素晴らしい活躍を見せたエジルとラムジーが負傷してからというもの、アーセナルは急落してきています。アーセナルの意識はウィガンをペナルティで破ってすでに決勝戦進出が決まっているFAカップに向いているでしょう。


    前回のインタビューで私が"いくつかの重要な試合がプレミアリーグのチャンピオンを決定する"と予想したように、現在トップのリヴァプールが優勝する可能性が高い


    いでしょうね。マン・シティ戦の結果が重要なカギでしたが、これを3-2で勝利したのは大きかったですね。優勝を決定するまであと4試合が残っていますが、そのうち1試合は4月27日のホームでのチェルシー戦ですね。


    しかしチェルシーの方は、次週ホームのアトレティコ・デ・マドリードで行われるチャンピオンズリーグでの準決勝戦セカンドレグにフォーカスしているでしょうから、チェルシーがこの2試合両方での勝利を狙えるかどうかは分かりません。


    マン・シティにとっては、リヴァプール戦で敗北したことは大変な痛手でしたね。しかも勝てるかどうか分からない、アウェーでのエヴァートン戦が残っています。エヴァートンはアーセナルが脱落しようとしているチャンピオンズリーグでのトップ4入りを狙っています。マン・シティは、リヴァプールが残る4試合でつまづかなければ、プレミアリーグチャンピオンシップから、またも敗退となるでしょう。

    interviewer

    優勝争いをしている他のチームのスケジュールを見て、どのチームが今シーズンを楽に終了すると思われますか?

    Figo

    そうですね、一月前の時点では、得点の多かったチェルシーが勝ちそうに思われましたが、アーセナル戦で6-0と楽に勝った後はクリスタル・パレスに1-0で敗北しています。その後はちょっと難しい試合がありますね・・・4月27日のアウェーでのリヴァプール戦ですね。しかし、チェルシーはチャンピオンズリーグではこれまで良く戦っており、近づいてきているチャンピオンズリーグの準決勝でのリヴァプール戦セカンドレグでも素晴らしい戦いぶりを見せるのではないかと思います。


    先ほど述べたように、私はこれまで上位にあったアーセナルはもはやチャンピオンシップの優勝争いからは脱落していくと思います。

    interviewer

    リヴァプールのコーチ、ブレンダン・ロジャーズは自分のチームが優勝候補とはみなしていませんね。それについてはいかが思われますか?

    Figo

    ブレンダン・ロジャーズ監督はリヴァプールで素晴らしい功績を残しており、先週、チームはホームのアン・フィールドでマン・シティを3-2で下していますね。このチームに残されている4試合を見てみると、本当に厳しい戦いとなりそうなのは4月27日のホームでのチェルシー戦で、その他には5月3日のディフェンスに強いクリスタル・パレス戦も難しいかもしれませんね。もし、リヴァプールがこの2試合に勝つことができれば、優勝杯を手にする可能性は高いでしょう。今シーズン、このチームの才能ある若い選手達のサポートで、スター選手スアレスやスタリッジの本領が発揮され、素晴らしいプレーを見ることができました。


    また、キャプテンのスティーヴン・ジェラードはロジャーズ監督に新しい役割を与えられており、リヴァプールのバックフォーの前というピッチ上の重要な部分をうまくコントロールしていました。

    interviewer

    プレミアリーグでは、残る試合も少なくなりましたが、ずばり、優勝チームはどのチームになるとお考えですか?

    Figo

    ジョゼ・モウリーニョ監督の才能と作戦は一流ですので、私はチェルシーが今後はチャンピオンズリーグを優先させると考えています。したがって、リヴァプールが4月27日のホーム戦で勝利し、プレミアリーグで優勝すると思います。

    interviewer

    それでは今度はラリーガを見てみましょう。予想されたとおり、幾つかの試合は衝撃的な結果で終了していますね。ですが、まだ3チームがタイトル争いに加わっています。現在の成績は以下となっています。


    アトレティコ・デ・マドリード 33試合終了 トータルポイント 82
    レアル・マドリード 33試合終了 トータルポイント 79
    バルセロナ 33試合終了 トータルポイント 78
    Figo

    レアル・マドリードが、バルセロナにベルナベウでのエル・クラシコで敗れたのは本当に驚きでしたが、さらに翌週、セビージャにも敗北したのはショッキングでした。最初の試合はペナルティの連続とさらにレッドカードを出されて傷を負い、おそらくはその衝撃でセビージャに負けたことで大きく後退してしまいました。


    それ以来、アトレティコ・デ・マドリードがラリーガのみならずチャンピオンズリーグで躍進してきましたね。このチームがこれからの5試合全てで勝てれば、チャンピオンになることができるでしょう・・・ただし、最後の試合はアウェーで、しかもカンプ・ノウでのバルセロナ戦ですね。


    とはいえ、先週グラナダでのバルセロナの1-0での衝撃的な敗北の後ですから、それほど重要な試合とはならないかも知れません。アトレティコがもし、次の4試合で連勝できれば、今シーズン最後の試合でバルセロナと対戦する前にさらに4ポイント獲得できることになりますね。


    レアル・マドリードには、比較的やりやすい5試合が残っていますね。5試合のうち3試合がホーム戦で、唯一手ごわい試合は5月4日のバルセロナ戦でしょう。今ステージは2つのマドリードチーム間の戦いとなりそうですね。ただ、見逃せないのは両チームとも、まだチャンピオンズリーグにも残っており、今月の後半にタフな準決勝戦が2試合控えていることですね。これらの試合が両チームに非常に影響することは間違いなさそうです。

    interviewer

    では、残っている試合を考慮に入れると、どのチームがラリーガのチャンピオンとなりそうでしょうか?

    Figo

    これまではラリーガのスケジュールについて見てきましたが、この2マドリードチームが、チャンピオンズリーグでこれから3試合を戦う可能性があることも考慮に入れる必要がありますね。これほどのハイレベルなリーグでの試合は、ラリーガの決勝戦に影響を及ぼすことでしょう。


    前回私はレアル・マドリードが優勝すると予想しましたが、現在は、それを上回る成績を上げている……アトレティコ・デ・マドリードが優勝すると考えています。

    interviewer

    あなたがスイスでチャンピオンズリーグの準決勝戦のため抽選を行った際、2つのマドリードチームがファーストレグでホーム戦となる試合を含め、4つもおもしろい試合を引き出しましたね。この2つのマドリードチームの対戦についてはどうなるとお考えでしょうか?


    まずは、アトレティコ・デ・マドリードvsチェルシーから。

    Figo

    やはり思ったとおり、チェルシーはパリでのパリ・サンジェルマン戦にて、アウェーにもかかわらず得点を決めました。この試合では3-1で敗北しましたが、ホームでは2-0で勝利しているため"アウェーゴール"に従い準決勝進出となりました。ジョゼ・モウリーニョ監督にとって素晴らしい結果で、またも同じポジションとなりましたね。今回はバルセロナ戦でアウェーゴールを決め、ホームで1-0で勝利と同様にして勝ち上がってきたアトレティコ・デ・マドリードとの対戦です。


    この準決勝戦は、チェルシーがマドリードでスコアを挙げ、ロンドンでのセカンドレグで持ちこたえた戦いと同じ流れになるかもしれません。しかし、シメオネ監督率いるアトレティコ・デ・マドリードは最高のコンディションで、ラリーガにおいて3ポイントリードしており、さらにチャンピオンズリーグでも準決勝に臨んでいます。非常な接戦が予想されますが、私は、ここはこの状況を経験したことのあるチェルシーの勝利に賭けたいと思います。

    interviewer

    それでは、次に…..レアル・マドリードvsバイエルン・ミュンヘンはどうでしょうか。

    Figo

    この両チームは決勝での対戦にふさわしいほどの強豪同士ですが、4月11日の抽選の結果、このトップクラスのチームが準決勝で対戦することになりました。レアル・マドリードは準々決勝のボルシア・ドルトムント戦で、マドリードにて3-0で勝利したもののドイツで2-0で負けてしまい、なんとか3-2で勝利しています。


    一方のバイエルン・ミュンヘンは、マンチェスター・ユナイテッド戦でまず3-1で勝利し、続いてアウェー戦でも1-1の引き分けと、楽勝の4-2でした。


    これはおもしろい準決勝戦となりそうですね。バイエルン・ミュンヘンにはラーム、シュヴァインシュタイガー、ロッベン、そしてリベリー、さらにレアル・マドリードにはロナウド、ベイル、アロンソ、そしてベンゼマという世界でもトップクラスの選手が揃っており、攻撃力の高いチーム同士の火花を散らす戦いとなるでしょう。さらに特筆すべきは、両チームともに、世界最高のゴールキーパー、ノイアーとカシージャスが控えていることです。


    どちらも優勝候補にふさわしいトップチームですが、私は今回はレアル・マドリードが勝利すると予想します。

    interviewer

    では最後に、5月24日リスボンで行われる決勝戦は、


    チェルシーvsレアル・マドリードになると予想されましたが、どちらがチャンピオン


    となるでしょうか?

    Figo

    レアル・マドリード

    次のインタビューを見る

  • ルイス・フィーゴの最新独占インタビュー! チャンピオンズリーグやEPL、ラ・リーガについてフィーゴの意見を聞いてみましょう。

    interviewer

    現在、Dafabetプレイヤーの中で人気が高いのは、何と言ってもイギリスのプレミアリーグやスペインのラ・リーガ、そしてチャンピオンズリーグですが、いよいよ各リーグ戦もステージ後半となってきました。そこで、これからの展開について、Dafabetプレイヤーの皆さんにあなたの予想をシェアしていただけますか?

    Figo

    "そうですね、ヨーロッパでトップの2リーグでは、ほぼ互角の戦いが繰り広げられるのは間違いありませんが、両リーグの表を見る限り、近年あまり見ないほどの接戦になりそうですね。"

    interviewer

    ではまず、プレミアリーグで現時点での状況を見てみましょう。

    チェルシー 31試合を終了 総得点 69 残り7 試合
    リヴァプール 30試合を終了 総得点 65 残り8試合
    マン・シティ 28試合を終了 総得点 63 残り10試合
    アーセナル 30試合を終了 総得点 62 残り8試合
    Figo

    "幾つかの重要な試合でプレミアリーグのチャンピオンが決まりますが、リヴァプールが最終的に勝つ可能性はかなり高そうです。というのも、マン・シティとチェルシーはどちらもリヴァプールへ遠征しなければならず、両クラブにとってこのアウェー戦は厳しいものになりそうだからです。"

    "各クラブの残り試合を見てみると、マン・シティには過酷な戦いが待ち受けているようですね。これからマン・ユナイテッドやアーセナル、リヴァプール、さらにエヴァートンとのいずれもアウェーでの戦いが控えており、しかも7週間のうちに10試合をこなさなければなりません。しかしこのチームの強みは大勢の選手がいることですから、ペレグリーニ監督は次々と選手を交代させながらこの厳しい期間を乗り切ることでしょう。"

    interviewer

    他の優勝候補チームのスケジュールから、どのチームが一番楽に今シーズンを終えると思いますか?

    Figo

    "まず間違いなくチェルシーでしょうね。このチームは最大の得点を挙げており、今日のアーセナル戦で快勝します。この後に残っている試合で大変そうなものは、4月26日開催のアウェーでのリヴァプール戦だけですね。しかし、先週アストン・ヴィラに敗北したのは大きな痛手でした。このような簡単に勝てそうに見えた試合でも、時にはうまくいかないこともあるものです。それに、チェルシーにはチャンピオンズリーグでの試合もまだ残っており、シーズン中のスケジュールに組み込まれるでしょう。

    アーセナルは、今日敗北したチェルシー戦の後は、厳しい試合が2試合残っています。3月29日にホームでのマン・シティ戦と4月6日にアウェーでのエヴァートン戦です。"

    interviewer

    リヴァプールのキャプテン、スティーブン・ジェラードが今シーズン初めて、リヴァプールはプレミアリーグの優勝を狙っていると宣言しています。本当にリヴァプールは若いブレンダン・ロジャーズ監督のもとでそんなに高い目標を達成できると思われますか?

    Figo

    "ブレンダン・ロジャーズ監督はこれまでにリヴァプールで素晴らしい業績を挙げてきています。さらに先週、オールド・トラッフォードにてマン・U戦を3-0で快勝したのは特筆すべき出来事でした。リヴァプールには8試合が残されていますが、そのうち5試合はホームで、さらにそのうち4月13日と27日に開催される2試合は、近いライバルであるマン・シティとの対戦です。もし、この2試合で勝つことができれば、このチームがチャンピオンになれる可能性は高いと言えるでしょう。このチームには楽しんでゴールを決める『ファイアー・パワー』ことスアレスとスタリッジが揃っていますからね。"

    interviewer

    これまで、各チームについて語っていただきましたが、ずばり、プレミアリーグで優勝するのはどのチームとお考えですか?

    Figo

    "私は、チェルシーがチャンピオンになるのではないかと考えています。選手の経験値の高さや、こういったチャレンジングな接戦をどう戦い抜いていくか熟知している監督がいるからです。"

    interviewer

    それでは、次にラ・リーガに移りましょう。今回は久しぶりに3チームが優勝争いをしています。現在の状況を見てみましょう。

    レアル・マドリード 30試合を終了 総得点 70
    アトレチコ・デ・マドリード 30 試合を終了 総得点 67
    バルセロナ 30試合を終了 総得点 66
    アスレティック・ビルバオ 30試合を終了 総得点 52
    Figo

    "それでは、また重要な試合を見ていきましょう。トップの3チームが対戦するのは、今週末のエル・クラシコ、レアル・マドリードがベルナベウでバルセロナと対戦しますね。この試合は、この優勝争いで重要なポイントとなる試合で、私はここでの勝者が優勝を手にすると思います。

    しかし、各チームとも幾つか激戦が予想される試合を控えていますね。アトレチコ・デ・マドリードは3月29日にアウェーでアスレティック・ビルバオと対戦するほか、シーズン最終日の5月17日にはアウェーのバルセロナでの戦いが待ち受けています。この2試合がアトレチコ・デ・マドリードの優勝を阻む可能性が高いでしょう。

    レアル・マドリードにとって、難しそうな試合はアウェーとなる4月6日開催のレアル・ソシエダ戦1試合のみですね。"

    interviewer

    まだ幾試合も残っていますが、ラ・リーガでチャンピオンとなりそうなチームはどのチームと思われますか?

    Figo

    "これまでラ・リーガでのスケジュールについて話して来ましたが、このうちいずれかのチームは、チャンピオンズリーグにても3試合を戦わなくてはならなくなる可能性がありますね。そのようなハイレベルな試合が幾つも追加されたら、リーグの決勝戦に大きく影響が及ぶことでしょう。

    とはいえ、これまでの成績がずば抜けているレアル・マドリードがチャンピオンとなる実力を備えているのではないでしょうか。"

    interviewer

    それではチャンピオンズリーグに目を向けてみましょう。準々決勝の組み合わせが決まり、4月1日と2日、そして次のレグが4月8日と9日に予定されていますが、その結果をどう予想されるでしょうか。

    まず最初は........パリ・サンジェルマンv チェルシー

    Figo

    "この対戦については、チェルシーのジョゼ・モウリーニョ監督は最高の組合わせを引き当てたと思います。ただし、パリ・サンジェルマンも今シーズンはかなり実力を上げてきています。しかしながら、ファーストレグでもしアウェーのチェルシーが得点するか、もしくは引き分けとなれば、ホームではご存知の通りチェルシーの独壇場でしょう。私は、チェルシーが準決勝に進むと予想します。"

    interviewer

    では次に........マンチェスター・ユナイテッドv バイエルン・ミュンヘン

    Figo

    "そうですね、マン・Uはここ数年のプレミアリーグでは最悪のシーズンを迎えており、前回チャンピオンのバイエルンと当たってしまっていますね。この戦いでは、スキルとプレーの質の高さに定評のあるバイエルンに軍配が上がるのではないかと考えます。"

    interviewer

    3試合目は........レアル・マドリードv ボルシア・ドルトムント

    Figo

    "ブンデスリーガにて、いつもバイエルン・ミュンヘンに圧倒されているとはいえ、ボルシアはチャンピオンズリーグの準々決勝に再度進出してきています。去年は決勝戦で古くからのライバル、バイエルンに負けています。レアル・マドリードはガレス・ベイルと組んだクリスティアーノ・ロナウドの素晴らしい活躍で今年もさらに強くなっています。ここでは、私はレアル・マドリードが準決勝に進むと思いますね。"

    interviewer

    最後に......バルセロナv アトレチコ・デ・マドリード

    Figo

    "この試合は予想するのがとても難しいですね。これはダービーゲームのようなものですし、この2チームはヨーロッパでトップクラスで、いずれもラ・リーガでの優勝争いにも加わっていますね。ジエゴ・コスタがバルサのフォーバックで目覚しい活躍を見せるでしょう、しかし、アトレティのミッドフィールドにはイニエスタ、シャビ、そして小さな天才リオネル・メッシがいるでしょうね。

    両チームにとっては厳しい接戦が予想されますが、カンプ・ノウでの結果が大きく左右すると思います。

    今回の戦いでは、私はバルセロナがセミファイナルに進むのではと思います。"

    interviewer

    それでは、4月22日と23日、そして第2レグ戦が29日と30日に開催される準決勝に残ると予想されたのは以下のチームとなりました。

    チェルシー、
    バイエルン・ミュンヘン、
    レアル・マドリード、そして
    バルセロナ

    5月24日の決勝戦に進むのはどのチームになるとお考えでしょうか?

    Figo

    "そうですね、スイスのニヨンで4月11日に、私が対戦の組み合わせを抽選しますので、どのチームも、対戦相手やその順番はどうなるか注目していることでしょう。

    抽選の結果はどうなろうとも、私は5月24日の決勝戦は私のホームタウンであるリスボンにて、

    レアル・マドリード対バイエルン・ミュンヘン戦

    を観戦することになると思います。 素晴らしい試合になることでしょう!"

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  • いよいよ、最初のインタビューです – サッカーファンは必読!

    interviewer

    まずは、ワールドカップ2014のDafabetアンバサダーご就任おめでとうございます。ワールドカップといえば、2006年の準決勝ではポルトガルチームのキャプテンを務めるなど、個人的にも特別な思い出を色々お持ちかと思いますが、いかがでしょうか。

    Figo

    「その年の我々のチームは本当に素晴らしかったものの、ジネディーヌ・ジダンのペナルティで決勝進出が果たせなかったのは残念でした。でも、クリスティアーノ・ロナウドがスウェーデンで実に見事な3ゴールを挙げてくれたおかげで、ポルトガルが翌年ブラジルでの決勝戦に出場できたのは嬉しいことでした。」

    interviewer

    いよいよ、ワールドカップのプレーオフステージの抽選も終わりました。そこで、Dafabetのプレーヤーに向けて、グループステージを勝ち抜きそうなチームと負けそうなチームについてアドバイスをお願いします。

    Figo

    「では、まずはグループAから…..ここにはブラジル、クロアチア、メキシコ、カメルーンが入っている。おそらく、多くの皆さんが予想するよりもずっと接戦となると思われる。例えばブラジルにはネイマール、オスカーといった素晴らしい選手がいるし、クロアチアにはルカ・モドリッチ、カメルーンはサミュエル・エトオ、メキシコにはオリベ・ペラルタが控えている。でも選ぶとすればブラジルがグループのトップになるだろう、2番目はカメルーンとなる可能性が高い。」

    グループ B…..ここはすごく面白い。前回のワールドカップのファイナリスト、スペインとオランダが、なんと6月13日のトーナメント2日目にしてまたも対戦となっている。他にもこのグループにはチリとオーストラリアが入っているが、やはりスター選手イニエスタのいるスペインが1位、 ロッベンのいるオランダが2位となることだろう。

    グループ C…… ここにはコロンビア、ギリシャ、コートジボワール、そして日本が含まれているが、コロンビアにとってはグループ戦突破はたやすいと見て良さそうだ。特にクイアバでの日本戦、ここでの気温は40度を超えることもあるからね。個人的には2位になりそうだと思うのは、ヤヤ・トゥーレやディディレ・ドログバといった優秀な選手のいるコートジボワールだ。

    私から皆さんへ、見逃せないプレーヤーとしての一押しは、フランスサッカー界におけるトップストライカーで、今回コロンビアチームでプレーするファルカオ選手。彼のプレーはぜひ見ていただきたい。

    interviewer

    次はグループDですね、イングランドファンが「死のグループ」かもと恐れていますね。チームはウルグアイ、コスタリカ、イングランド、そしてイタリアとなっていますが、ここはどのように見ておられますか?

    Figo

    イングランドファンの不安は当たっていると思う。特にイングランドの初戦は6月14日に行われるイタリア戦だが、開催地はアマゾンのジャングルの中のようなマナウスだ。ここの湿度は99%にもなる。そんな中でのプレーはどの選手にとっても体力が消耗するだろう。それだけでなく、イングランドはサンパウロでのウルグアイ戦まで5日間しかないが、イタリアはコスタリカ戦までに6日間も時間がある。もちろん、ウルグアイのスアレスやカバーニの目の覚めるようなプレーや、イタリアのアンドレア・ピルロ、マリオ・バロテッリの激しいプレーは誰もが楽しみにしているところだろう。

    これらの条件から、私はウルグアイが1位、イタリアが2位、イングランドは残念ながら早めにホームへ帰ることになるのではと思う。

    グループ E….ここにはスイス、エクアドル、フランスとホンジュラスが入っており、ここもまたグループCと同じようにエクアドルとフランスがやすやすと勝利を手にするのではないかと思われる。6月15日にはフランスがホンジュラス戦で幕を開け、続いて6月20日にスイス戦となるが、6月25日にエクアドルと対戦する前に、ほぼ確実に両チームとも勝ち進むことがすでに決定していると思う。ここで必見のスター選手はエクアドルではアントニオ・バレンシアとフェリペ・カイセド。フランスならフランク・リベリー、カリム・ベンゼマ、ポール・ポグマだろう。

    interviewer

    ところで、サッカー界では多くの人がリオネル・メッシがバルセロナの時のように今回のワールドカップで活躍することを願っていることは間違いないと思います。あれほどの選手なのに2006年トーナメントでは補欠として出場、2010年ワールドカップでは得点できませんでした。今回こそは、彼がワールドカップにふさわしい力量の選手であることを見せる時ではないかと思いますが、いかが思われますか?

    Figo

    まさしく今回のトーナメントはリオネル・メッシにとって理想的と言えるだろうね。特にグループFでの対戦相手はボスニア・ヘルツェゴビナ、イラン、ナイジェリアとなっており、抜きん出て強いチームがいない上に、アンヘル・ディ・マリア、セルヒオ・アグエロ、ゴンサロ・イグアインといった才能豊かなメンバーに恵まれてもいるからね。

    他にも、Dafabetファンにお勧めしたいのは、ナイジェリアのストライカーで注目のオバフェミ・マルティンスやビクトル・オビンナ、特にこの選手の活躍でチームがグループ2位となることだろう。このチームは暑く湿気の高い環境には強いはずだ。

    interviewer

    これまでに、あなたはポルトガルチームがスウェーデン戦で輝かしい大勝利を挙げてワールドカップ出場を決めたことを誇りに思っていることを語ってくれました。今回ポルトガルはこのグループ戦をどう戦うでしょうか?

    Figo

    グループ G……. これまでのワールドカップ史上で最も強いチームが入っているね。ドイツなんかは2014年も非常に素晴らしいチームで参戦してくるよ。トップクラスのプレイヤーがごろごろいて、ちょっと名前を挙げるだけでもメスト・オジル、トーマス・ミュラー、マリオ・ゴメス、ミロスラフ・クローゼがいるね。さらにバックにもフィリップ・ラーム、ペア・メルテザッカー、バスティアン・シュバインシュタイガーといった逸材が揃っている。本当に6月16日のドイツvsポルトガル戦が待ちきれないよ。ペペ、ファビオ・コエントラン、ブルーノ・アルヴェスはこれらのドイツ勢フォワード達を封じ込めなくてはならないが、ドイツ勢もクリスティアーノ・ロナウド、 ナニ、ウーゴ・アルメイダを抑えることができるだろうか?

    実力が拮抗しているから引き分けの可能性もあるね。

    その他のガーナとUSAは特にポルトガルにとっては手強い敵になるだろうと思う、6月22日のUSA戦はマナウスで高い湿度の中だし、最後の6月26日のガーナ戦まで4日間しか休息できないのもつらいところだ。

    僕は、ドイツがポルトガルを押さえてグループ戦を勝ち抜く気がするよ。

    最後にグループ H…… これはベルギー、アルジェリア、ロシア、韓国が入っているが、率直に言ってベルギーとロシアにとってそれぞれ1位と2位で簡単に勝てそうに思われる。リオデジャネイロで6月22日に行われるベルギー対ロシア戦は手に汗を握る戦いとなりそうだ。

    ベルギーで注目の選手はエデン・アザールとロメル・ルカク、ロシアチームではアレクサンドル・ケルジャコフから目が離せないね。

    interviewer

    では、最後の質問ですが、あなたはメキシコ、チリ、イングランド、ガーナといったトップチームが何チームもグループステージで脱落すると予想していますね。この中で、運が良ければ先に進めるチャンスのあるチームってあると思いますか?

    Figo

    この中では、チャンスがあるとすればメキシコだけではないかな。6月13日のカメルーン戦で勝てればね。それ以外のチームは残念ながら勝算はなさそうに思うよ。

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  • 今年のチャンピオンズリーグ、EPLそしてラ・リーガの
    優勝チームについてのフィーゴの予想を見てみましょう。

    interviewer

    ルイスさん、
    以前のインタビューで、『優勝チームが決定するまでには、まだまだ盛り上がる展開が出てくるでしょう。』と予想されていましたが、イギリスのプレミアリーグ、スペインのラ・リーガ、それからチャンピオンズリーグ全てでその言葉通りになってきましたね。

    Figo

    そうですね、私はこのドラマティックなシーズンも終わりに近づくにつれ、さらにショッキングな結果が出てくると予想していました。しかし、まさかサンダーランドやクリスタル・パレスのようなチームが、プレミアリーグのタイトル争奪戦にここまで影響を及ぼすとは、誰も予想することはできなかったのではないでしょうか。それだけでなく、ヘタフェやレバンテも完全に大勢の予想を覆してラ・リーガの優勝候補の顔ぶれを変えましたね。


    サンダーランドが最終戦で素晴らしい戦いぶりを見せ、降格圏を脱したためにプレミアリーグのタイトルの予想が難しくなりましたね。アウェー戦でチェルシーとマンチェスター・ユナイテッドに勝ち、さらにアウェーでマンチェスター・シティと引き分けたのは本当に目を瞠る結果でした。グスタボ・ポジェ監督のここまでチームを盛り立てた功績は大きいですね。


    同様に、トニー・ピューリス監督率いるクリスタル・パレスは、対戦した全てのチームにその手強さを見せつけましたね。特にホームのリヴァプール戦における0-3から3-3の引き分けへと取り戻したのは、去年の11月末にピューリス監督の指揮の下、土壇場で降格を免れた時のような底力を感じさせますね。残念ながら、これでリヴァプールの優勝はなくなったと見てよいのではないでしょうか。

    interviewer

    しかしルイスさん、やはりスペインでの最大の衝撃は、先週末、トップ3チームがいずれも勝てなかったことでしょうね?

    Figo

    レアル・マドリードとアトレティコ・デ・マドリードがチャンピオンズリーグの準決勝戦で対戦することになった時、両チームにとって消耗が激しいだろうということは予想できていました。そしてやはり、激戦となった準決勝戦の直後ですから、この2チームに疲労の色が濃かったのは誰の目にも明らかでしたね。ヘタフェがバルセロナを引き分けで抑えた時、2つのマドリードチームにラ・リーガの勝利の扉が開かれたかのように見えましたが、まず、アトレティコ・デ・マドリードがホーム戦でレバンテに破れ、続いてレアル・マドリードはホーム戦で、クリスティアーノ・ロナウドがエクストラタイムでの素晴らしいゴールを決めてバレンシアに2−2でなんとか引き分けましたね。


    私の目には、どちらのマドリードチームも、チャンピオンズリーグの準決勝からの疲れを引きずっているのは明らかでした。アトレティコ・デ・マドリードはホームとアウェーでのチェルシー戦、そしてレアル・マドリードは同じくホームとアウェーでバイエルン・ミュンヘンとの戦いがありましたからね。


    チャンピオンズリーグの準決勝戦と、両ナショナルリーグの決勝戦のスケジュールが同時期に集中しているために、いずれのリーグでも勝ち進んできているチームは12日から13日間の間に、大変なプレッシャーの中4試合も戦わなくてはなりません。両ナショナルリーグの開催者は、間違いなく、スケジュールを見直すべきでしょうね。そうすれば、強豪チームも体力を回復する時間ができて、チャンピオンズリーグの準決勝戦で出場チームは本来の実力を発揮することができるでしょう。

    interviewer

    両リーグの決勝戦では、あなたはどのチームがチャンピオンの座に輝くと予想されますか?

    では、まずプレミアリーグから始めましょう。

    Figo

    今回のプレミアリーグでは、底辺チームが目覚ましい戦いぶりを見せ、優勝争いに参加してきたことは衝撃的でしたね。まずサンダーランドがチェルシーに勝ち、さらにマンチェスター・シティに引き分けたことと、ノリッジがチェルシーを引き分けに抑えたこと、そして何よりもクリスタル・パレスがリヴァプール戦で絶望的な0-3から3-3の引き分けまで取り戻したのはまさにショックでした。


    これらの出来事から、最近アストン・ヴィラ戦で勝利したマンチェスター・シティが有力だろうと考えられます。このチームの最終試合は、 ホームでのウェスト・ハム・ユナイテッド戦のみです。簡単な対戦相手ではないですが、しかし以前言ったように、ペレグリーニ監督率いるチームは恐ろしく強いので、今シーズンのラストが超過密スケジュールとはいえ優勝することができる十分な実力がありますね。


    このチームが決勝戦で負けるとは思えませんので、私は5月11日に優勝杯を手にするのはマンチェスター・シティだと予想します。

    interviewer

    それでは、ラ・リーガはいかがでしょうか、ここでもサプライズはあるでしょうか?

    Figo

    チャンピオンズリーグの決勝戦まで少し期間があるので、トップ3チームについての予想がしやすいですね。


    レアル・マドリード
    このチームは残念ながらレアル・バリャドリード戦で引き分けに終わっていますので、ラ・リーガとコパ・デル・レイの両方で優勝する可能性は大きく失われたと言えるでしょう。そして、バルセロナの85ポイントに1ポイント差の84ポイントを獲得していますが、全てのクラブに2試合ずつが残されていますね。私は、レアル・マドリードは最後の2試合、アウェーでのセルタ・デ・ヴィーゴ戦とホームでのエスパニョール戦で勝てると思いますが、それでも90ポイントで終了となるでしょうね。


    アトレティコ・デ・マドリードとバルセロナ
    5月18日にカンプ・ノウで対戦するこの2チームを1つにまとめました。私はこの試合の勝者が優勝を手にすると考えています。というのも、両チームとも、他の試合で勝つ可能性が非常に高いと考えるためです。アトレティコにはホームでのマラガ戦、そしてバルセロナにはアウェーでのエルチェ戦が残されており、恐らくアトレティコは91ポイント、バルセロナは88ポイントで終了するのではないでしょうか。バルサが91ポイント獲得で勝利するか、もしくはアトレティコの勝利もしくは引き分けでアトレティコが優勝となるでしょう。


    しかしもし、どちらも91ポイントの同点なら、“ヘッド・トゥ・ヘッド”ルールが適用されるでしょう。

    interviewer

    なるほど、では、同点となった場合はこのルールがどのように適用されるのでしょうか?

    Figo

    そうですね、スペインではプレミアリーグとは異なり、タイトルは2チーム間の“ヘッド・トゥ・ヘッド”によって決定されます。つまり、シーズンを通しての通算対戦成績によって勝者が決定されるのです。


    優勝候補はこの2チームですが、もし決勝戦でバルサがアトレティコを破った場合、両チームとも91ポイントで終了となります。しかしその場合はバルサが、“ヘッド・トゥ・ヘッド”ルールによって勝つでしょう。なぜなら、最初の両チームの対戦は引き分けに終わっていますので“ヘッド・トゥ・ヘッド”ルールに従いバルサが4ポイント、アトレティコは1ポイントのみ獲得となりますね。


    しかし、チャンピオンズリーグで、アトレティコ・デ・マドリードが、特にロンドンのチェルシー戦でファイティング・スピリットを見せたことを考慮すれば、この戦いがバルサのホーム、カンプ・ノウであるとはいえ、まだ負けると決めつける訳にはいきませんね。もしここで引き分けか勝つことができれば、チャンピオンとなるでしょう。

    interviewer

    前回のインタビューで、チャンピオンズリーグの準決勝戦について話し合った際、あなたはチェルシーもしくはレアル・マドリードが5月24日のリスボンでの決勝戦へ進むのではないかと予想していましたね。現時点で、2つの準決勝戦についていかが思われますか?

    最初に........アトレティコ・デ・マドリードvチェルシー

    Figo

    私は以前に、シメオネ監督はチームを最高のコンディションに仕上げて来ていると言いましたが、ロンドンで経験豊富なチェルシーを相手に、それを証明してくれました。遠いアウェーだったにも拘らず、アトレティコ・デ・マドリードのパフォーマンスは最高でしたので、今回もこのチームはチャンピオンズリーグの決勝戦で素晴らしい試合を見せてくれると思います。


    以前アトレティコ・デ・マドリードの寵児だったフェルナンド・トーレスがこの元所属クラブに対して最初のスコアを決めたのは、何とも皮肉なことでした。この時点では、誰もがチェルシーが守り切り1−0で試合終了となると思いましたが、アトレティコはそうは思わなかったようで、後半で猛烈に取り戻し、結局3−1の勝利で終了しました。このチームはこれで40年間ぶりにチャンピオンズリーグの決勝戦を決めましたね。

    interviewer

    次に.......レアル・マドリードvバイエルン・ミュンヘン

    Figo

    これはまさに手に汗握る準決勝戦でした。最高のアタッキング・チーム同士が火花を散らし、バイエルンミュンヘンからはラーム、シュヴァインシュタイガー、ロッベン、リベリー、そしてレアル・マドリードからはロナウド、ベイル、アロンソ、ベンゼマといった世界最高レベルの選手達が競い合う様は壮観でしたね。
    しかしながら、この試合でレアル・マドリードが あっさりとミュンヘンで4−0で勝利するとは全く予想だにしていませんでした。これは今シーズンのチャンピオンズリーグの中でも最高のパフォーマンスでしたね。レアル・マドリードの偉業は歴史に残るものでしょう。チャンピオンズリーグの準決勝におけるゴールは、どれもが特別なものですが、セルヒオ・ラモスが前半で2得点を挙げたことで、バイエルンは追い込まれ、その後を左右されてしまいました。この迅速な攻撃スタイルがレアル・マドリードの真骨頂で、続いてベイルとロナウドが見事なコンビネーションで3得点目を決めましたね。

    interviewer

    それでは、5月24日のリスボンでの決勝戦は

    レアル・マドリードvアトレティコ・デ・マドリード

    となりますが、いずれのチームがチャンピオンとなるでしょうか?

    Figo

    レアル・マドリード

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  • ルイス・フィーゴのワールドカップ2014グループステージ予想

    interviewer

    ルイスさん、これまでヨーロッパのリーグ及びカップについて見て来ました。そしてやはり、マドリードがヨーロッパにおけるサッカー界のチャンピオンであることは間違いなさそうですね。それでは、いよいよ最大のイベントとなるワールドカップ2014に目を向けてみましょう。各グループにおいて勝ち進みそうなチームについて、ルイスさんの予想をDafabetの皆さんにシェアしていただけますか?

    Figo

    グループ A


    ブラジル、カメルーン、クロアチア、メキシコ


    まず、ブラジル代表を率いるスコラーリ監督は2002年にもチームに優勝をもたらしています。さらに今回はブラジルのホームグラウンドでの戦いとなること、オスカーやネイマールを始めとする最高クラスの選手が揃っていることから、他のチームにとっては非常な脅威となっていますね。 カメルーンにはサミュエル・エトオやアレックス・ソングなどのトップレベルの実力を持つスター選手がいますね。クロアチアの方も、バイエルン・ミュンヘン所属のマリオ・マンジュキッチやレアル・マドリードのルカ・モドリッチなどの一流選手が揃っています。しかしながら、何と言ってもメキシコには、マンチェスター・ユナイテッド所属の世界的スター、ハビエル・エルナンデスがおり、目覚ましい活躍が期待できることから・・・、


    このグループでは、私はブラジルが一位、そしてメキシコが2位でグループステージを通過するのではと予想します。


    グループ B


    スペイン、オランダ、チリ、オーストラリア


    今回のスペインは、前回のワールドカップの際ほどの強豪ではないかもしれないものの、ペドロやシルバを始めとしてシャビ・アロンソ、イニエスタそしてシャビといった才能豊かな選手が揃っています。ビセンテ・デル・ボスケ監督 が、ユヴェントスをイタリアのセリエAチャンピオンに導いたフェルナンド・ジョレンテを含む才能ある選手よりもフェルナンド・トーレスやダビド・ビジャといった経験を積んだ選手を多用するのは少し驚きと言えるかもしれません。


    オランダは2010年の決勝戦でスペインに敗れましたが、そのリベンジを今回トーナメント開始2日後、6月13日のサルバドールでの対戦で果たすかもしれませんね。スペインはグループステージではその実力を発揮できないことも多いことから、私はこの戦いではオランダが勝利すると予想します。 チリも、今年前半のイングランド戦での素晴らしい戦いぶりから、ここでも見応えのある試合を見せてくれるでしょう。しかし、私はこのグループの結果は・・・


    オランダがトップ、そしてスペインが2位でグループリーグを通過するであろうと予想します。


    グループ C


    コロンビア、ギリシャ、コートジボワール、日本


    このグループは、バルセロナのアレクシス・サンチェスやヴァレンシアのエドゥアルド・バルガスを擁するコロンビアにとって容易に勝てそうですね。特に最後の日本戦は、気温が40度を超えることもあるクイアバにて開催されますので、有利と言えるでしょう。2位となりそうなのは、コートジボワールだと思います。というのも、ヤヤ・トゥーレやディディエ・ドログバといった逸材が揃っているためです。日本もヨーロッパで主力として戦っている選手、例えばマンチェスター・ユナイテッドの香川のような選りすぐりの選手らがいるので手強いでしょう。しかし、ブラジルの高い気温の中、いつものパフォーマンスが発揮できるかどうかは疑問です。従って、私は・・・


    コロンビアがグループのトップ、そしてコートジボワールがそれに次いでグループを突破するのではと予想します。


    グループ D


    ウルグアイ、コスタリカ、イングランド、イタリア


    このグループは一部のイングランドのサポーターからは『死のグループ』と呼ばれていますね。一部のイングランドファンは、ここをイングランドが突破できないのではないかと恐れていますが、それも無理はないでしょう。まず初戦は6月14日のイタリア戦ですが、この会場はアマゾンのジャングルの中に位置するマナウスなのです。ここの気温は30度以上、湿度は90度以上にもなり、過酷な戦いとなるでしょう。しかしそれでも、私はイングランド はこの試合で勝つ可能性はあると思います。問題は、この試合のほんの5日後に、2000キロも離れたサンパウロでウルグアイ戦が待ち受けていることです。ワールドカップの開始直後から厳しい戦いが続きますが、それに対応すべくイングランドの監督はとても若く適応性の高い選手を揃えて来ています。 Dafabet ファンの皆さんは、スアレスやカバーニといった素晴らしい選手がウルグアイを相手にどう戦うのか、楽しみにしておられるのではないでしょうか。イタリアチームのアンドレア・ピルロや爆発しやすいマリオ・バロテッリの活躍も見逃せないですね。


    イングランドのファンは、スティーヴン・ジェラード監督がこれらの若いトップストライカー達を起用し、さらにアダム・ララーナ、ラヒーム・スターリング、そしてウェイン・ルーニーのような若手が目覚ましい活躍を見せて世界でのトップックラスであることを証明することを願っているのではないでしょうか。非常に予想が難しいグループですが、私は・・・


    ウルグアイがグループ1位、次いでイングランドが2位で突破するのではと予想します。


    グループ E


    スイス、フランス、エクアドル、ホンジュラス


    これも、結果を予想するのが難しいグループですね、特に6月15日のスイス対エクアドルの対戦、そして6月20日のスイス対フランスの対戦の行方は難しいですね。フランスは、まず6月15日のホンジュラス戦で容易いワールドカップの幕開けを迎え、次にスイス戦、その後に7月25日のエクアドル戦を迎えます。これは両チームにとって危機的な対戦かもしれません。ここで見逃せないスター選手は、エクアドルではアントニオ・ヴァレンシアとフェリペ・ カイセド、フランスではフランク・リベリーやカリム・ベンゼマ、ポール・ポグバでしょう。しかしフランス代表チーム編成で衝撃的だったのは、ディディエ・デシャン監督が大方のエキスパートの予想を裏切って、サミル・ナスリとガエル・クリシーの両選手を外したことです。特にナスリとクリシーがプレミアリーグのチャンピオン、マンチェスター・シティで素晴らしいシーズンを過ごした後だったのでさらに驚きでした。一説には、ナスリは気難しく扱いにくい性格のため、デシャン監督がチームの調和を乱すことを懸念して外したとも言われていますね。これらを踏まえて、私の予想では・・・


    フランスがグループ1位、そしてスイスが2位となるのではないでしょうか。


    グループ F


    アルゼンチン、ボスニア・ヘルツェゴビナ、イラン、ナイジェリア


    これは恐らく、トーナメントの中でも最も弱いグループではないでしょうか。そして、スペインで輝かしい成功を収めているバルセロナのスーパースター、リオネル・メッシにとって、国際的な栄光を手にするまたとないチャンスでもあるでしょう。特に今回はアンヘル・ディ・マリアやゴンサロ・イグアインの強力なサポートが期待できます。ユーゴスラビアから独立した
    ボスニア・ヘルツェゴビナの強みはマンチェスター・シティ所属のエディン・ジェコで、このグループ戦でもプレミアリーグでいつも見せる才能を惜しみなく見せてくれることでしょう。Dafabet ファンの皆さんは、ナイジェリアを勝利に導くであろうストライカー、ショラ・アメオビやビクター・モーゼスのプレーにも注目されることでしょう。 何と言ってもこのチームは、ブラジルの熱や湿度のもとでも本領を発揮できるはずです。


    このグループでは私は、まず間違いなく・・・


    アルゼンチンが1位、ナイジェリアが2位で通過すると予想します。


    グループ G


    ドイツ、ポルトガル、ガーナ、アメリカ


    まず私は、ヨーロッパのチームの中でもドイツが、ワールドカップの次の開催地を南アメリカから奪取してくる可能性が高いと考えています。ドイツは安定した強豪チームであり、この2014大会にもメスト・オジルやトーマス・ミュラー、マリオ・ゲッツェ、加えてミロスラフ・クローゼなど、ちょっと挙げただけでも一流選手が綺羅星のように参戦してきます。そしてバックにもフィリップ・ラーム、ペア・メルテザッカーやバスティアン・シュヴァインシュタイガーのような豪華なメンバーが揃っています。グループでの最初の対戦となる6月16日のドイツ対ポルトガル戦はまさしく熱狂的なものとなるでしょう。 ペペ、ファビオ・コエントラン、そしてブルーノ・アルヴェスがドイツのフォワードを固めるでしょうが、果たしてポルトガルのナニやエルデル・ポスティガはクリスティアーノ・ロナウドがその真価を発揮するに十分なサポートができるでしょうか?もちろんガーナとアメリカもこのグループで見過ごすことはできません、ドイツ対ガーナ戦が6月23日に蒸し暑いフォルタレザで行われます。ドイツチームはそのスタミナの強さを試される試合となるでしょう。同様に、アメリカとポルトガルの対戦も6月22日にジャングルのマナウスにて行われますので、厳しいコンディションにいかに耐えて戦い抜くかが勝敗を分けるでしょう。ここでは私は、やはり・・・


    ドイツがグループのトップとなり、次いでポルトガルが2位になると予想します。


    グループ H


    ベルギー、アルジェリア、ロシア、韓国


    私は、ヨーロッパチームの中ではベルギーもまた、このトーナメントでかなり上位まで勝ち上がるのではと予想しています。このチームにはなんといっても、名高いマンチェスター・シティのキャプテン、ヴァンサン・コンパニに加え、同じくプレミアリーグのディフェンダーとして知られるトーマス・フェルメーレンやヤン・フェルトンゲンといった最高の選手が居並んでいます。その他にもフェライニやデンベレ、マンチェスター・ユナイテッドの超新星ヤヌザイがミッドフィールドにおり、さらに才能豊かなエデン・アザール 、ロメル・ルカクそしてケヴィン・ミララスが前線にいます。他のチームにとってこのチームが最大の脅威であるのは間違いありません。


    この中で接戦となりそうなのは、6月22日にリオデジャネイロにて行われるベルギー対ロシアの衝突でしょうね。アルジェリアも韓国も、率直に言えばノックアウトステージに進める見込みは薄そうなので、前イングランド監督であるファビオ・カッペロ監督の率いるロシアが勝ち進むのではないでしょうか。 Dafabet ファンの皆さんには、まだ22才ながら光るものを持つロシアのフォワード、アレクサンドル・ココーリンに注目されることをお勧めします。このダイナモ・モスクワ所属の選手は、将来のスター候補として期待を集めています。このグループでは、 私の予想では・・・


    ベルギーがグループの勝者となり、ロシアが2位で通過するでしょう。

    interviewer

    ルイスさん、さすがの鋭い予想ですね、それでは、今回ゴールデン・ブーツ賞に輝くのはどの選手と予想されますか?

    Figo

    ルイス・フィーゴ:まず最初にメッシやロナウドを思い浮かべましたが、今回はドイツのストライカー、ミロスラフ・クローゼになるのではないかと予想します。

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  • ルイス・フィーゴのワールドカップ2014グループステージ予想

    interviewer

    ルイスさん、ワールドカップのグループステージも中盤まで来ましたね。ここで各グループのチームの見通しや、いくつかの衝撃的な試合結果などについて、ご意見を聞かせていただけますか。

    グループA

    ブラジル、カメルーン、クロアチア、メキシコ

    Figo

    このグループでは、ブラジルが2試合目ではメキシコに0-0で引き分けていますが、トップで通過する可能性が濃厚でしょうね。2位は、23日月曜日のメキシコ対クロアチア戦の結果にもよりますね。しかし、私の予想は・・・

    ブラジルがグループトップ、メキシコが2位となると思います。

    interviewer

    グループB

    スペイン、オランダ、チリ、オーストラリア

    Figo

    私は以前から、初戦でオランダがスペインを破ると予想していましたが、まさか5-1もの大差になるとは思いませんでした。もしダビド・シルバがキーパーしか遮るものがなかったあの瞬間にスコアを決め、前半で2-0を勝ち取っていたら、試合の行方は全く違ったものとなっていたでしょう。スペインは2試合目のチリ戦でも負けてしまい、残念ながら早くも脱落が決定してしまいました。オランダは逆に劣勢だったオランダ戦を建て直して勝利し、現在チリと同点の6ポイントを獲得しています。23日の月曜日には、このグループBのトップ2チームの見逃せない対戦が待ち受けていますね。というのも、2位となった方はノックアウトステージの初戦でブラジルとの対戦となるのです。前回の予想とは異なりますが、私は現時点では・・・

    オランダが1位、チリが2位でグループステージを突破すると思います。

    interviewer

    グループC

    グループCでは、以前コロンビアがトップになると予想されていましたが、その通りの展開となっていますね。

    Figo

    そうですね、このグループでは、当初の予想通りとなりそうですので、

    コロンビアが1位、コートジボワールが2位となると思います。

    interviewer

    グループD

    ウルグアイ、コスタリカ、イングランド、イタリア

    Figo

    以前から、イングランドのサポーターにこのグループは“死のグループ”と恐れられていましたが、その心配は当たってしまったようですね。

    そうですね、イタリアとウルグアイに連敗してしまったイングランドは、もはやグループステージ突破はならず、去ることになってしまいましたね。イタリアの初戦となったイングランド戦ではアンドレア・ピルロがミッドフィールドで大活躍し、2試合目ではルイス・スアレスがワールドクラスのストライカーとしての得点力を見せ付けましたね。しかし金曜日にコスタリカがイタリアに1-0で衝撃的な勝利を手にしてからは、予想もしていませんでしたが、コスタリカがノックアウトステージに進出する可能性がありますね。現時点ではまだ、どのチームが次へ進めるか、またその順位も予想することは難しいですし、24日火曜日のイングランド対コスタリカ、そしてイタリア対ウルグアイの結果にもよりますね。

    現時点では、前回の予想を変更して・・・

    ウルグアイがグループのトップ、コスタリカが2位で続くでしょう。

    interviewer

    グループE

    スイス、フランス、エクアドル、ホンジュラス

    Figo

    以前から予想していた通り、フランスは初戦のホンジュラス戦で楽勝でしたね。そして、スイスがエクアドル戦で最初リードされたものの巻き返して勝利しています。そのスイスを5-2で破ったフランスが1位となるのは間違いなさそうで、私は前回の予想と同じく・・・

    フランスがグループのトップ、そしてスイスが2位となると思います。

    interviewer

    グループF

    アルゼンチン、ボスニア・ヘルツェゴビナ、イラン、ナイジェリア

    Figo

    アルゼンチンはボスニア・ヘルツェゴビナ戦で2-1で勝利しており、イランとナイジェリアが無得点の引き分けで終了しています。しかしボスニアの戦いぶりは素晴らしかったので、これからの2試合でナイジェリアとイランに勝つ可能性は高いのではと思いますね。そこで、前回の予想を変更して・・・

    アルゼンチンが1位、ボスニア・ヘルツェゴビナが2位で通過すると予想します。

    interviewer

    グループG

    ドイツ、ポルトガル、ガーナ、アメリカ

    Figo

    ドイツはポルトガル戦で目覚しい4-0で勝利していますが、ぺぺにレッドカードが出されたのは私個人としてはちょっと厳しすぎたのではないかと考えます。ポルトガルはたったの10人でドイツの精鋭を相手に十分に戦うことはできませんでしたね。特にミュラーなどは、この大会最初のハットトリックを決めていますね。アメリカはガーナ戦で2-1で勝利していますので、22日日曜日のポルトガル対アメリカ戦の結果で2位が決定しますね。

    私の予想では、以前と変わらず・・・

    ドイツがグループトップとなり、ポルトガルが2位となるでしょう。

    interviewer

    グループH

    ベルギー、アルジェリア、ロシア、韓国

    Figo

    ベルギーは予想通り、初戦でアルゼンチンを2-1で破っていますね。そしてロシアと韓国は1-1で引き分けています。22日日曜日のベルギー対ロシア戦はトップチームを決定するため見逃せませんね。私は、これまでの予想通り・・・

    ベルギーが1位、そしてロシアが2位で通過すると思います。

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  • フィーゴのワールドカップ2014ノックアウトステージの予想を見てみましょう。


    Mon 30th June


    interviewer

    フランスvsナイジェリア

    Figo

    フランスはチームとしても良くまとまっており、有力な優勝候補となっていますね。ナイジェリアは今大会では予想もしなかったほどの好成績を残していますが、今後の予測は難しいですね。この試合は接戦となりそうですが、私の予想ではフランスの勝利、そしてその得点は・・・
    1-0

    interviewer

    ドイツvsアルジェリア

    Figo

    個人的にはドイツチームは、決勝戦まで進む可能性が高いと考えています。一方でアルゼンチンはベスト16に進出できたことが上出来といえるのではないでしょうか。この試合ではやはりドイツが楽勝すると思います。その予想得点は・・・
    2-0


    Tues 1 July


    interviewer

    アルゼンチンvsスイス

    Figo

    アルゼンチンはメッシに打ち勝ちましたがチームワークはまだ十分とはいえず、またバックは弱いと見ています。スイスのフォワード、シャチリはハットトリックを決めたところを見ても素晴らしい技術と実力がありますね。ここは意外な結果となるかもしれませんね、私はペナルティ・シュートアウトになるかもしれないと思います。この試合の結果予想は・・・
    1-1

    interviewer

    ベルギーvsアメリカ

    Figo

    ベルギーは世界でもトップクラスの選手が揃っていますが、優勝杯を手にするためにはチームとしての団結力が求められるでしょう。アメリカは試合を重ねるごとにレベルが上がってきていますが、それでもベルギーを倒すことは難しいと思います。この試合の結果予想は、ベルギーの勝利でその得点は・・・
    2-1

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  • ルイス・フィーゴのワールドカップ2014準々決勝予想

    interviewer

    Luis Figo

    これまで、多くのチームはとても慎重に試合を進めており、ディフェンスに力を入れて失点を防いでいるようですね。私は準々決勝にても、同様のパターンが見られるのではないかと考えています。

    Friday 4th July

    Figo

    ブラジルv コロンビア (90分間でのスコア.... 1 – 1)

    コロンビアはこのトーナメントでも全く予想外の強さを見せていますので、私はこのチームの快進撃はまだ続くのではないかと予想しています。ブラジルはクオリティというよりも精神力でプレーするチームだと考えますので、おそらく勝負の結果はエクストラタイムに持ち込まれるのではないかと感じます。そこで素晴らしいパフォーマンスを見せたコロンビアの2-1の勝利になるのではないかと予想します。

    フランスv ドイツ (90分間でのスコア: 1 – 2)

    ヨーロッパのトップチーム同士の戦いですね。これは見応えのある試合でしょうね。フランスはこれまで着実にトーナメントで勝ってきていますが、私はドイツの精鋭がここで全力でかかってくると思いますし、トーマス・ミュラーやマリオ・ゲッツェといったゴールスコアラーがいることから、延長なしでドイツが2-1で勝利すると予想します。

    Saturday 5th July

    オランダv コスタリカ: (90分間でのスコア: 2 – 0)

    コスタリカはこれまでトーナメントで最もショッキングともいえる番狂わせを見せてきました。しかしオランダは前回運良くメキシコを破ったとはいえ、世界でも最も速くかつスキルの高いチームです。まぁあの試合でメキシコは88分目まではオランダを上回っていたと思いますので、私の見るところアリエン・ロッベンの『ダイブ』でペナルティを与えるという審判のまずい判断でメキシコが敗れてしまったのは残念でしたね。それでもやはり、オランダはコスタリカにとっては大きな壁となって立ちはだかると思いますので、オランダの2-0での勝利と予想します。

    アルゼンチンv ベルギー (90分間でのスコア: 1 – 1 )

    今回のベルギーチームは最初の11人だけでなくベンチの補欠選手に至るまで、素晴らしい才能が集まっており、アメリカ戦で見せたルカクを中心とするエクストラタイムでの素晴らしい攻撃からも明らかです。アルゼンチンは、各選手が個人プレーをしており、メッシやディ・マリアが主力となっていますが、まだチームとしてのプレーとは言えないと思います。私はこの試合は1-1の引き分けとなり、エクストラタイムにてベルギーがペナルティで勝ちを決めると予想します。

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  • ルイス・フィーゴのワールドカップ2014準決勝予想

    interviewer

    準々決勝は、手に汗を握る素晴らしいプレーの連続でいずれも接戦でした。勝ったチームばかりでなく惜しくも敗れてしまったチームもその健闘を称えたいですね。フメルスのバックヘッダーによって敗れてしまったフランス、順調に勝ち進んできたもののダヴィド・ルイスの実に見事なフリーキックにより2-1でブラジルに敗れてしまったコロンビア。ベルギーはアルゼンチンのリードを縮めることができなかったベルギー、そしてペナルティーでオランダに敗北した勇敢なコスタリカ。どのチームも良く戦ったと思います。

    それでは、いよいよ準決勝ですね・・・最初は火曜日の・・・

    ブラジルvsドイツ

    Figo

    これは才能豊かなブラジルと効率良いチームワークを誇るドイツの戦いですね。ブラジルは世界の強豪かつホスト国として勝ちたいところですが、私はドイツが接戦の末2-1で勝利するのではないかと予想します。水曜日にはもう一試合、南アメリカ対ヨーロッパの戦いがありますね。

    interviewer

    アルゼンチンvsオランダ

    Figo

    この試合では、今大会で最高のストライカー、メッシとロッベンの対決が見られることでしょう。この日ベストパフォーマンスを見せた方のチームが、決勝戦へ進むと思います。私はオランダが2-1で勝利し、決勝戦はヨーロッパチーム同士の戦いとなると予想します。

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  • フィーゴのワールドカップ決勝戦インタビュールイス・フィーゴのワールドカップ2014決勝戦の予想をチェックしよう

    interviewer

    ルイスさん、今大会の準決勝戦2試合は、全く異なる試合の展開となりましたね。1試合はとても多くの得点が入りましたが、もう1試合は単調で得点が入らず、ペナルティ・シュートアウトでようやく決着がつきました。

    Figo

    そうですね、ドイツvsブラジル戦は目を瞠るような素晴らしい試合でしたね・・・特にドイツチームファンにとっては。しかし間違いなく200万人のブラジル国民はひどい苦痛を味わったことでしょう。スタジアムで観戦していた数千人ものブラジル側サポーターの顔には苦悶の表情が浮かび、涙が滝のように流れていました。ワールドカップに敗北はつきものですが、それでも7-1もの大差での敗北という屈辱には、このサッカー大国のプライドが激しく傷ついてしまったことでしょう。

    しかしながら、もっと早い段階でもコメントしましたが、今大会でのブラジルチームはそれほど目覚しい戦いぶりを見せていませんでしたね。この試合でも、やはり超一流のドイツチームに全く歯が立たず、完全に優勝争いから外れてしまいました。

    対照的に、もう1つの準決勝戦は退屈ともいえるもので、メッシはその力を十分に発揮できず、ロッベンとファン・ペルシも冴えませんでしたね。今回のペナルティ・シュートアウトではスナイデルとフラールが外し、オランダチームの負けとなってしまいました。

    interviewer

    いよいよ残るは2試合となりました・・・まずはブラジルとオランダの3位決定戦ですね。

    Figo

    ブラジルは、ドイツ戦での惨敗の動揺からまだ立ち直れずにいるのではないかと思います。それに、この3位決定戦に向けてブラジルの士気を上げることは難しいのではないでしょうか。同様にオランダ も、準決勝戦で120分間も戦い、世界最高の選手を止めながらもペナルティー・シュートアウトで敗れてしまったことから、大変な失意の中にいるはずです。

    この対戦では、私はオランダの2-1での勝利と予想します。

    決勝戦は結果を予想するのが難しいですね。ドイツ勢はは大会が進むにつれてどんどん強くなっているように見えますが、一方のアルゼンチンはリオネル・メッシが天才の煌きを時々見せる以外は、それほど印象に残るほどのプレーはありませんでした。この戦いでは、ミッドフィールドを制したチームの勝利となるでしょう。もしドイツが、ブラジル戦のようにそれを成し遂げることができれば、優勝杯はドイツのものとなるでしょうね。しかしメッシの存在を甘く見ることはできませんね、もし彼がわずかにでもゴールポストの近くにスペースを見つければ、間違いなく得点を挙げることでしょう。過去にこの2チームがワールドカップ決勝戦で対戦したのは1986年で、その時はアルゼンチンが3-2で勝利しましたが、1990年で対決した時にはドイツが1-0で勝利しています。それ以来、どちらのチームもワールドカップで優勝していません。

    このワールドカップ2014では、私はドイツが2-1で優勝を手にすると予想します。

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